ドイツへの音楽留学で学んだこと

私は音楽留学でドイツに行きました。日本では師匠の言ったことは絶対に従わないといけないという思いから、ドイツでの師匠の言うことにも返事だけをしていましたが、ある時師匠が「なぜお前はハイしか返事しないんだ?意見はないのか?」と怒られたことがありました。私は、日本での環境のことを説明すると、師匠は「ここはドイツだ!私と一緒に討論しながら音楽を作って行くんだ」と言われ、気持ちが楽になり、それからドンドン意見や師匠の意見に反対の理由などを述べることができ、音楽がだんだん楽しくなってきたのです。もう一つ関心したのが、舞台でのお客さんの心の温かさです。全く有名ではない私なのに、会場は常に満席となり、お客さんは楽しそうに私の音楽を聴いてくれるのです。演奏後にはお客さんが私の元へ来てくれ、ありがとう!って言ってくれたり、日本から来てくれて私たちのために演奏してくれてありがとう!って言ってくれたり、本当に優しい人たちだなと思いました。ドイツで学んだ時間と人との接する時間は、私の大事な思い出となりました。